深宇宙天体撮影アプリ ParsecDeepSkyの特徴
深宇宙天体撮影アプリ ParsecDeepSkyは、Apple Inc.の提供する開発ツール、APIを使用して作成されたmacOS専用のアプリです。ParsecDeepSkyはINDIクライアントであり、INDIがサポートする赤道儀や電動フォーカサー、フィルターホイール、カメラ等を統合制御して、皆様の深宇宙天体撮影をサポートします。
ParsecDeepSkyの一番の特徴は、赤道儀1台に複数の天体望遠鏡及びカメラ等を搭載した撮影システムもサポートしており、複数のカメラで同時撮影ができるほか、複数の赤道儀の撮影システムも1台のMacで同時制御可能となっています。赤道儀ごとに1つのWindowで制御するようになっています。
そのほか、多くの同種アプリと同じように、撮影画像から星を検出し電動フォーカサーを制御してオートフォーカスが行えます。天体の導入に当たっては、星図表示機能を内包しており、星図から撮影した天体等を選択し、導入することができます。天体納導入に当たっては、外部ツールとなるASTAP又はAstrometory.netと連携して、プレートソルビングを用いて導入補正を行い、対象天体を視野のほぼ中央に導入することができます。
星図表示機能では、星のカタログとして、Hipparcos カタログ及びTycho2カタログを使用しています。星雲・星団等については、OpenNGCを使用し、惑星の位置についてはDE440を使用しています。

